暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第106話 ルキの失敗!1ミリのユダ登場!
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……」
「小猫ちゃんの事ですか?生憎彼女は今節乃さんの元に修行しに行ってまして……」
「そうか、なら次に会えるのを楽しみにしておこう」


 すっげぇ、小猫ちゃんユダさんにも注目されてるじゃないか!?コンビとしてマジで誇らしいぜ!


「あの、もし良かったらサイン貰えないでしょうか。小猫ちゃんが貴方のファンでして……」
「いいよ、1ミリのズレのないサインを書いてあげよう」


 俺は小猫ちゃんの為にユダさんにサインをお願いすると彼は快く受けてくれた。小猫ちゃん絶対に喜ぶぜ。


 ついでに黒歌の分も書いてもらった。もしかしたら黒歌も小猫ちゃんみたいにトップランクの料理人たちのファンかもしれないと思って念のためだ。


 まあユダさんのサインが嬉しくない奴なんてG×Gにはいないと思うけどな。


 そして他のメンバーたちも彼にサインをお願いしていた。俺達の世界でいうとマ〇ケル・〇ャク〇ンに会ったようなもんだからな。


「所でどうしてユダさんがメルクさんの工房に?もしかしてお知り合いなんですか?」
「いや彼とは会ったことはないよ。ワシが今日ここを訪ねたのはコレを見てもらいたくてな」


 俺はユダさんにどうしてメルクマウンテンまで来たのか聞くと彼は懐から大きな剣を取り出した。


「うわぁっ!『万能薬刀』だぁ!生の万能薬刀をこの目で見られるなんてすっげぇ運が良いぞ!」
「あれ包丁なのか!?剣にしか見えねえぞ!?」


 俺は生で見る万能薬刀を見て柄にもなく声を荒げてしまった。小猫ちゃんがいたら死んでいたな……


 アザゼル先生は包丁とは思えないほど大きく美しい装飾がされた万能薬刀を見て驚いていた。


 あれを振るうだけで物体を粉みじんにまで切れるっていうんだからすげぇよな、実際に見て見たいぜ。


「その包丁は以前オ……師匠が研いだモノじゃ……ああっ!?」


 ルキは万能薬刀をジッと見ていたが急に大きな声を出した。


「か、欠けている……ここに1ミリの欠けが……!?」
「えっ?」


 俺には分からないがどうやら万能薬刀に1ミリの欠けがあるらしい。


「今までメルク殿は一度もミスをしなかった、しかし今回このようなミスがあったのでもしかして彼に何かあったのではないかと思いこうして訪ねたのだ」
「なるほど、だからユダさん自身がメルクさんに会いに……ルキ?」
「う、うわあああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


 俺はユダさんがここに来た理由を知って納得する。すると包丁をジッと見ていたルキが急に頭を抱えて叫び出した。


「そ、そんな……オレは師匠の名に泥を……あ、あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」
「ル、ルキ!落ち着け!」
「死んで詫
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