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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百六十ニ話 色川ヨシノ その3
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士の殺し合いが、始まろうとしていた。
俺はヨシノとレオンの間に入る。
「姉弟同士で殺し合うなんて、おかしいですよ!喧嘩はやめましょう!」
ヨシノが俺の胸倉をつかむ。
「なにするんですか!やめてください!」
「甘っちょろいこと言ってんじゃねーわよ!私はアイツに両親を殺されたのよ!」
「俺の断罪剣ライフセイバーなら、レオン君を人間に戻せます!レオン君にはちゃんと刑務所で罪を償わせるべきです!」
「もうすぐ人類が滅ぶのよ!そんなの意味ねーわよ!だから、私がこの手で殺してやるわ!」
「それでも、レオン君はヨシノにとって、今、生きている、たった一人の家族じゃないですか!アキちゃんの時みたいに、ヨシノが氷でレオン君の動きを止めてくれれば、僕がライフセイバーでレオン君を人間に戻します!」
「昨日、言ったでしょ!人を殺したパブリックモンスターは絶対に殺すって!」
「それが、たとえ、弟でも...?」
「うるせーわよ!」
ヨシノが俺を公園の砂場に向かって蹴り飛ばす。
「なにするんですか!やめ...ぐああああああああああああああああッ!」
レオンは背部の触手を一斉に、俺に向かって放つ。
「君のパブリックモンスターを人間に戻す力は、かなり厄介だ、まず先に死んでもらおうか!」
レオンの触手と俺の間に大きな氷の壁が出現して、触手をはじく。
ヨシノの断罪剣、ヘイルセイバーの力だ。
「アンタの相手はこの私よ!」
凍結の断罪剣ヘイルセイバーから巨大な氷のかたまりが、ものすごいスピードでレオンに向かって放たれる。
まさに、超スピードの氷の隕石だ。
しかし、レオンの背部に生えた無数の触手が、氷の隕石を切り裂き、粉々にする。
「お姉ちゃん、いい加減、学習しなよ〜!僕には勝てないってこと!」
「レオン君は、ヨシノと戦うのは初めてじゃないのか!」
「ああ、そうさ。僕に喧嘩を売ってきた他のPGSのメンバーはみんな殺しちゃうけど、このザコは一応、僕の姉だからね、毎回、ボコボコにして気絶させるだけで済ませてる...姉思いのイイ弟だろ?」
「なめるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ?」
ヨシノが凍結の断罪剣ヘイルセイバーを地面に突き刺す。
地面から氷と土でできた巨人が現れ、レオンに襲いかかる。
「わぁ〜!お姉ちゃんの新必殺技だぁ〜!すっごぉ〜いッ!」
レオンは嘲笑と共に、背部の触手を氷と土でできた巨人に突き刺す。
しかし、触手は氷と土でできた巨人の体を貫通しない。
「なるほど、土でできた巨人を氷で覆って耐久性を向上させたのか...でも!」
レオンの触手から放たれた粘液が、氷と土でできた巨人を溶かしてしまう。
「僕の触手がどんなものでも溶かしちゃうの忘れちゃった?」
レオンは背後に何者かの気配を感じて、後ろを振り向く。
レオンの背後には正面にいるは
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