真紅狼、曹家の名を貰う。
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一緒に行こうと思ったんですが・・・。」
「背中の傷を見て動けなくなった。と?」
「・・・(コクン」
背中には三本の爪痕がくっきりと残っている。
ったく、気にするなって何度も言ってんのになんで気にするかね?
華琳のせいじゃないのに。
「何度も言うが、華琳。気にするな。」
「でも・・・」
「アレだ、この傷は男の勲章だと思ってくれよ。」
「・・・分かりました。それで兄さんの曹の名なんですが・・」
「うん?貰うの?」
「兄さんは曹家の長男ですよ?自覚を持ってください。」
「善処します。」
「曹真ということになります。」
「曹真ね。分かった。これからは曹真と名乗るか。あ、でも“蒼騎”の名は捨てないからな?」
「いいですよ。では行きましょうか?」
「おう。」
「あ、今日の夕餉のときに旅の内容教えてください。」
「はいはい。」
八年の内容を思い出しながら、訓練場に向かった。
〜真紅狼side out〜
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