エイプリルフール番外編 「夢」その2
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前には明日から柔拳の修行を付けてやる事にしよう」
「……はい?」
なんか会話が飛んだ気がするのだが?
「あの、なぜ…?」
俺は基本のチャクラを放出する技以外ほとんど柔拳使えないのだけれど?
「それだけの技術がありながら柔拳を使えないのは日向の恥。それに仙術チャクラと柔拳を組み合わせれば敵に大ダメージを与えられる。違うか?」
「そ、そうですね…仙術チャクラは扱いが難しいので、柔拳の要領で相手に流し込めれば相手は仙術チャクラを扱いきれずに死にますね」
正確には石化するのだが、今は良いだろう。
「ヒナタとハナビには半歩でも先を行く者が必要だ。お前が責任をもって二人の道標となれ」
えー…
「おことわ…」
ギロッ
「りょ、了解しましたー」
…
……
………
ナツが退出した後のヒアシの部屋。
「あの日向の異端児が化けおったの」
「はい」
と先代の言葉に頷き返したヒアシ。
「飛雷神の術に仙術…これほどの術が使える者を分家として縛り付けられるじゃろうか」
「日向の柔拳の口伝、秘伝によるアドバンテージもあやつにどれほど効果があるか…」
と頭を抱えるヒアシ。
「ヒナタとハナビの跡目問題も決着がつかなんだ。…こうなればどちらかをあやつに嫁がせて本家に取り込んだ方が良いのではないか?」
「くっ…それも一つの手ではありますね」
「ヒアシよ、娘はいつか嫁ぐものだぞ?今からそんな顔をするでないわ」
「ええと、ちなみにどのような顔を?」
していましたか、とヒアシ。
「まるで鬼の形相よ」
とカラカラと笑う先代。
「とりあえず、明日の修行でヤツをボコる事にしましょう…ふっふっふ」
「ヒアシよ…ほどほどにのう」
…
……
………
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