第一章
[2]次話
この子がいいと言って
カルフォルニア州で昔ペットショップで働いていて今はスーパーで働いているヘイリー=ジョンソン大きな黒い目と髪の毛を持つ中肉中背の白人の彼は。
今働いているスーパーの近くにあるペットショップの前でだった。
一人のアジア系の少年が猫に何かを話しているのを聞いた。
「いいかい、僕の家はね」
「ニャ〜〜ン」
白い家族募集中のケースの中の保護猫にだった。
自分の住所を話しているのを聞いた、それでだ。
少年が去ってからペットショップに入り友人である若い店員に尋ねた。
「さっき店の前で自分の住所言ってる子がいたけれど」
「あの子ですね」
知っているという返事だった。
「最近毎日です」
「ああしてかい」
「何でも親が飼うことに反対していて」
それでというのだ。
「ああしてなんです」
「自分の家に来る様にかい」
「住所教えています」
「そうなんだね」
「まあうちに買ってもらわないと」
店員はジョンソンに少し苦笑いになって話した。
「駄目なんがね」
「そうだよな、けれどな」
「その気持ちが可愛いですよね」
「ああ、親御さんの気が変わればいいな」
ジョンソンも笑顔で応えた、そしてだった。
この話を自分のツイッター等で紹介するとかなりの反響があった、そして暫くしてペットショップの前を通ると。
その猫がいないので店に入って店員に猫はどうなったのかと尋ねると。
「あの子と家族がです」
「買ったんだな」
「はい、親御さん達も折れて」
「あの猫を引き取ったんだな」
「白い雌猫でリリーといったんですが」
「リリーが幸せになることを願うな」
ジョンソンは笑顔で言った、そしてだった。
カナダのバンクーバーにいる親戚を尋ねると。
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