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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第105話 小猫の修行!メルク包丁を使いこなせ!
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んなものじゃまだまだだ。
小猫ちゃん以外の人たちもやってみたいと言ってきたので彼らにも包丁を貸した。
リアスさんと朱乃さんは苦戦していたけどアザゼルさんとルフェイさんは中々様になっていた。
次いで祐斗君も良い研ぎ方をしていた。オレが彼の剣を研いだ時も包丁じゃないのに強い想いを感じ取ったのできっと彼はあの剣を心から大事にしているのだろうと思ったよ。
ギャスパー君は怖くて触れられなかったようでティナさんは……まあ頑張ってとしか言えなかった。
ただ一番酷かったのが……
「あぁ〜!折れちゃった!」
「ぐっ、砥石の方が切れてしまったぞ!脆すぎないか!?」
「貴方達は研ぎ師の才能はなさそうですね」
「二人とも包丁を折り過ぎですよ!ルキさんが許していたから我慢していたけどもう限界です!包丁に触らないでください!」
イリナさんとゼノヴィアさんは二人合わせてもう10本ほど包丁を折っていた。酷い時には砥石まで斬ってしまってるし……失敗作とはいえあんなに折られるのを見てると流石に心に来るな……
そんな二人を見てルフェイさんが溜息を吐いて小猫ちゃんが怒ってしまった。
「あはは、グラデ砥石の補充に行かないとな」
「それなら私達も同行させてくれ。流石にこのままでは只の役立たずだからな」
「汚名を返上するわよ!」
グラデ砥石が無くなりそうだったので確保しに行こうとするとゼノヴィアさんやイリナさんも協力すると言ってきた。危険な場所にあるけどまあ問題は無いだろう。
他のメンバーも付いてくると言ったのでオレは大人数でグラデ砥石が取れる渓谷に向かった。そこに鉱山があるんだ。
「はぁっ!」
「やあっ!」
道中ロックウルフやファーニップに襲われたがイリナさんとゼノヴィアさんが対処していた。
ゼノヴィアさんは峰打ちでロックウルフを殴り飛ばしてイリナさんは黒色の靴を履くとまるで鳥のように宙を舞い風を起こしてファーニップを吹き飛ばしていく。
そしてアーシアさんが不思議な光で猛獣を回復していくという謎の行動をとっていた。
何故そんな事をするのかと聞くとアーシアさんは食べないときは出来るだけ猛獣の命は奪いたくないと答えた。これは彼女達の信念のようなものだとオレは思った。
だが同時に彼女達の強さを羨ましく思った。
オレはある理由があって強さを求めていた、でもどんなに鍛えてもある程度までしか強くなれなかった。
捕獲レベル22のスケイルコングを追い返した時もアレは奴がイッセー達に意識を向けていたからうまくいっただけでオレ一人で真正面から挑んだらもっと苦戦していただろう。
だ
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