第一幕その八
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「いつも贅沢でいられる様にね」
「なっているのね」
「そうなのね」
「オズの国では」
「誰もが贅沢でいられる」
「満足しているのね」
「そうだよ、不平不満はないよ」
オズの国ではというのです。
「周りがいつも楽しいことばかりだしね」
「それでこうして美味しい朝ご飯を食べて」
「うん、旅も出来るよ」
ジャックはまた恵梨香に答えました。
「僕達はね」
「それじゃあ皆でね」
「旅行をしていこう」
こうお話してでした。
五人が楽しく朝ご飯を食べてからでした。
また旅に入りました、そうして黄色い煉瓦の道を進んでいき左右のウィンキーの黄色い草原と森それに村の家や田畑を見いながら進んでいきますが。
エメラルドの都に入るとでした。
それまで鮮やかな黄色だった世界が見事な緑になりました、恵梨香はその緑に入ってにこりとなりました。
「この一変するのがいいのよね」
「そうそう、次の国に入ってね」
神宝が続きます。
「何もかも色が全く変わる」
「オズの国ならではだね」
カルロスも笑顔で言います。
「それぞれの国に色があってね」
「別の国に入ると色がぱって変わるんだよね」
ジョージもそのことを楽しんでいます。
「鮮やかな位に」
「もう色が変わるのが境界になっていて」
ナターシャもそのことを面白いと思っています。
「その国に入ったって実感できるわ」
「それで今は緑ね」
恵梨香はまた言いました。
「エメラルドの都に入ったわね」
「オズの国の中央」
「その国にね」
「それぞれの国にこれまた沢山の国があるけれど」
「大きく分けて五つの国があって」
そうしてとです、今は五人でお話します。
「それぞれの国に色がある」
「奇麗なそれぞれの色が」
「その国に入ればそれも見られるから」
「何ていいことか」
「心から思うよ」
「うん、どの色が一番素晴らしいかじゃなくて」
そうではなくとです、ジャックも言います。
「五色それぞれの色がね」
「奇麗でね」
「とても素晴らしくて」
「その中に入って見られる」
「それが何とも言えずよくて」
「見ていて自然と笑顔になるよ」
「そうなんだよね、じゃあ今はね」
是非にと言うジャックでした。
「エメラルドの都の緑を楽しみながら」
「そのうえでね」
「都に進んでいきましょう」
「そして都そのものに入って」
「それで宮殿にお邪魔して」
「オズマ姫にお会いしよう」
「オズマも楽しみにしているよ」
かかしが五人に自分のスマートフォンを出して言ってきました。
「僕達が宮殿に来るのをね」
「スマートフォンに連絡がきてますね」
「実際にオズマ姫から」
「楽しみにしてるわって」
「そう書かれてますね」
「実際
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