第一幕その七
[8]前話 [2]次話
「僕達はね」
「起きるとを楽しむのね」
「そうだよ、ではね」
「ええ、今からね」
「楽しんで寝てね」
「そうさせてもらうわ」
笑顔で応えてでした。
恵梨香も他の子達もテントの中で寝ました、そうして朝に日の出と共に起きるとジャック達はです。
五人に笑顔でおはようと言ってから言ってきました。
「さて、朝ご飯だね」
「起きたしね」
「まずはそれだね」
「そうですね、じゃあ傍のお弁当の木や果物の木から」
恵梨香は三人に応えて言いました。
「何か貰います」
「そうするといいよ」
「お弁当もいいし」
ジャックに応えてさらに言います。
「果物でもね」
「果物の木も色々あるね」
「近くの森にね」
「じゃあ好きな果物を食べられるね」
「ええ、林檎にバナナに」
そうしたものにというのです。
「葡萄に梨、さくらんぼに無花果にメロンにキーウィに」
「好きなものを食べるといいよ」
「そうしていいのね」
「うん、君達がね」
「それじゃあ」
恵梨香も他の子達もです。
ジャックの言葉を受けてテントからすぐ近くの森に入ってです。
朝食用のパンのお弁当にでした。
それぞれ食べたい果物を取ってテントのところに戻って食べます、飲みものは近くのミルクの泉から取りました。
そして楽しく食べはじめるのですが。
恵梨香はサンドイッチのお弁当と洋梨を食べてからミルクを飲んで笑顔になりました。
「素敵な朝ご飯よ」
「楽しんでるね」
「はい、とても」
かかしにその笑顔で答えました。
「美味しくて」
「それは何よりだね」
「サンドイッチに果物に」
それに合わせてというのです。
「ミルクもよくて」
「それでだね」
「とても素敵です」
「朝から素敵な思いができていいね」
樵は恵梨香の言葉を受けてこう言いました。
「本当に」
「そうですね」
「一日のはじまりがそうならね」
素敵な思いを楽しめるならというのです。
「本当にだよ」
「最高ですね」
「皆お腹一杯食べてね」
ジャックは南瓜のその顔を笑顔にさせて五人に言いました。
「そしてまたたっぷり歩いていこうね」
「オズの黄色い煉瓦の道を」
「そうしていってね」
「そしてだよね」
「その周りの景色を観て楽しむ」
「そうしようね」
「是非ね、旅を楽しもう」
朝ご飯の次はというのです。
「そうしよう」
「とても美味しいご飯を食べて」
「そうして心から楽しんで」
「その次は旅を楽しむ」
「贅沢だね」
「本当にそうだね」
「オズの国では満足していることが贅沢でね」
ジャックは五人にさらにお話しました。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ