外典 【NARUTO:RE】 その4
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を操る」
「風遁ってこと?」
「分類で言えばな。ただそう言った使い方以外にも空気中の酸素を無くすと言った使い方も出来る」
「うわぁ…それでサスケくんが呼吸困難で倒れたのね」
「この卑怯者がっ!」
「口だけは達者だな、サスケ。手加減してやっているのに生意気だ」
「どう言う事」
とサクラ。
「その気になれば酸素を増やしたり、一酸化炭素を増やしたりも出来るぞ」
やらないだけで、とアオ。
「な…」
「ど…どう言う事だってばよ、サクラちゃん」
「一酸化炭素は大量に吸えば意識障害の後に死亡するし、酸素だってありふれたものだけど高純度のそれを吸い続ければ脳が破壊されてしまう。無味無臭の上目にも見えないのだから防ぎようが無い…」
「どうしてあの大筒木カグヤに使わなかったのよ」
そう言ってハナビが睨みつけた。
「いや、カグヤなら呼吸しなくても生きていけそうだったし」
そうアオがハナビを向いた瞬間、反対側に居たイズミとサスケの位置が一瞬で入れ替わる。
「きゃっ」
輪廻眼、天手力の能力だ。
その能力は凄まじいが、今回入れ替わったイズミとアオには若干距離が開いていて必殺の一撃を入れるには遅い。
「がっ!」
その時間が有れば今のアオなら対処は可能で、肘うちでサスケを吹き飛ばす。
「へぇ、面白い能力だ」
その一瞬で、日像鏡(ひがたのかがみ)でウツシ取る事も忘れない。
吹き飛ばしたサスケの後ろにある岩に天手力で入れ替えサスケを追撃。
しかし、間一髪でサスケは天手力でアオが入れ替えた岩と入れ替えて脱出した。
アオの攻撃が岩を砕き止まる。
「火遁・豪火球の術」
ボウと襲い掛かるサスケの火球。
それをアオは右手を突き出して吸収した。
「吸収した…?くっ…」
サスケを襲う手裏剣。
それはサスケが火遁を放った時すでにアオが投げていたものだ。
その手裏剣をサスケは写輪眼で見切って避けた…つもりだった。
避けたはずの手裏剣は有り得ない軌道を描いてサスケの輪廻眼を貫く。
「があぁあああああっ!」
堪らず目を押さえて蹲るサスケ。
「きゃぁあサスケくんっ!」
「アオ先生、やりすぎだってばよっ!」
「お前たちはどっちの味方だ」
「「それは…サスケくん」だってばよ」
だと思った。
「いったいどうやって当てているのよ」
とイズミ。
「因果逆転現象。放ったから当たったんじゃなくて、当たったから放ったんだ」
「意味が分からないのだけれど…」
必中の権能。
オビトに一度は効かず、カグヤにも当てる事が難しかったが、サスケではこの攻撃をかわす事は
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