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外典 【NARUTO:RE】 その4
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「まぁ、色々有るのよ、色々と」

「どのような理由があるのですか」

食い下がるサムイ。

「一つ。確認方法が雑」

「はい?」

「家紋とか、容姿とか。そんなの変化の術でどうにでもなるでしょ」

アホくさとアオが言う。

「感知タイプの忍で確認した?」

「く…」

「雷影は直情的だなぁ」

「しかしっ!」

「二つ」

と指を立てるアオ。

「俺は日向でこいつはうちは出身なんだ」

「きゃ」

イズミを抱きかかえ嫁だぞ、と言うアオ。

「それがどいう理由になるのですか」

「日向は十三年前、お前達がした事を忘れていない」

十三年前。日向ヒナタの誘拐。

誘拐したのは雲隠れの忍者であるにも関わらず、誤って殺したその人物を理由に日向宗家の死体を要求した。

その要求に戦争を回避したい木ノ葉、そして日向家は屈し、しかしと日向ヒザシではなく日向ヒアシの死体を送った事件があった。

「いいか、立場を考えずに答えろよ」

一般論でな、と言い。アオがサムイを睨む。

「子供を攫った忍と攫った忍を殺した親。どちらが悪い?」

「く…」

「答えろよ」

アオの圧が増す。

「子を攫った忍です…」

「そう言う事だな。木ノ葉は我慢した。今度はお前たちが我慢しろ」

悔しそうなサムイ。

「とは言え、里抜けしたサスケを自由にし過ぎた。サスケは木ノ葉で手を下す。雲隠れは手を出すなと伝えてくれ」

「雷影様は受け入れません」

「ならば戦争だ。今度は双方もっと死者が出るだろう」

計算の出来る人物である事を願うと言い、アオはサムイを退出させた。

「よかったの?」

「ハナビ。まぁ日向の立場としてはね。俺の立場では突っぱねるしかないな」

そうしなければ火影を輩出した日向家の不満が爆発する。

「どうするのよ」

「まぁ、サスケをさっさと捕まえてしまうしか無いな。こちらの手に有れば下手な事は出来ないだろう」

「でもサスケくんはうちはよ。上忍ほどの実力に育っていたら捕まえるのは難しいわ。最悪こちらに死者が出るかも」

とイズミ。

「メンバーの選出が面倒だなぁ」

「あとナルトね」

そうハナビが肩を竦めた。

「ガキの説得は面倒だ。事後承諾だな」

「うわ、汚い大人が居るわ」

「じゃあイズミが説得してきてくれ」

「さて、仕事しようか」

手元の資料に目を移すイズミ。


サスケの件とは別に、最近各国を騒がせている暁の事で五影が集まる事になり、アオは護衛を二人だけ連れて鉄の国へと旅立つ。

「シカクさんは別として。わたしが護衛で良いんですか?」

とは旅支度を済
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