外典 【NARUTO:RE】 その3
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にうっすらと隈取が出来、開いた眼には横に伸びる瞳孔に変じていた。
カエル化である。
「こりゃ驚きじゃ…ほとんど完璧に自然エネルギーを取り込んでおる」
とフカサク様。
「やっぱり少しカエル化しちゃいましたね…」
「お主…どこで仙術なんて覚えたんじゃ?」
「水簾洞で仙猿に習いました」
「猿飛一族の秘伝か、ヒルゼン先生…」
「よっしゃ、それじゃオレもすぐに仙術ってのをマスターしてやるってばよっ!」
ナルトの仙術修行は順調のようだ。
自来也さんが時折ため息を吐いているほど。
「そろそろ良いころ合いじゃかのう」
と自来也。
確かにナルトは良い感じに仕上がっている。
「そろそろ仙術の弱点を教えるころじゃて」
そうフカサク様。
「なになに、なんだってばよ」
「まぁ聞けナルト。仙術にはちぃっとばかしデカい問題が有るのよ」
そう自来也がナルトに説明し始めた。
仙術の弱点は動きながらでは自然エネルギーを取り込めない。
仙人モードは持続時間が短い。
と言う問題点をはらんでいた。
「ど、どうすんだってばよエロ仙人っ!これじゃ実戦で使えねーってばよっ」
「まぁまて、だからそれに対する解決法もちゃんとある」
とフカサク様との融合を説明し、両生の術でどうかしようとしたフカサク様は何者かの拒絶により弾かれていた。
「…どうやらお主の中に居る九尾が拒絶してるようだのぉ」
「えー、それじゃどうするんだってばよっ」
「どうしようかのぉ…おお、そう言えばお主はどうしておるんじゃ?」
と自来也が俺に振った。
「俺?…俺か…ふむ」
言われて目の前で掌を合掌させると自然エネルギーを誘引する。
一瞬で目の周りに隈取が現れた。
「なっ」
「これは…」
「…なんだ、結局動けないんじゃ意味ねーてばよ」
「バカもの、よく見てみ。こやつは一瞬で自然エネルギーをかき集めよる」
「へ?」
「俺が習ったのは仙猿なので、両生の術は使えません。なのでどれだけ素早く自然エネルギーを集め、どれだけ仙人モードの持続時間を長くするかが課題。その一つの答えがこれ」
「……ただの修練…ほんにお主はワシの想像の斜め上を行くのう」
「つまりはどう言う事だってばよっ!」
「要するにだ。こいつも仙術チャクラを練るときは動けん。これは一緒だ。じゃがのう、こやつはお主が何分も掛けて練る仙術チャクラをものの数秒で練っとるのじゃ。これはワシにも出来んかった事じゃ」
「確かにこれならギリギリ実戦でも使えるじゃろうて」
とフカサクさま。
「まぁ、裏技が無い訳じゃ無いんですが」
「ほう」
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