外典 【NARUTO:RE】 その3
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単に言えば、すごい写輪眼だよ」
「…ヒナタ、それはちょっと…」
「え…え?」
ヒナタに簡潔に略されてうちは一族であるイズミは少しやるせない気持ちに陥った。
「正体を暴いたくらいで粋がってもこの俺の能力は無敵だ」
「今度こそっ螺旋丸っ」
ナルトが空気を読まず特攻。
「確かにダメージを与えられないのだもの、そううそぶくのも頷ける…だけど同じ瞳術使い同じ写輪眼使いである私の前で見せすぎね」
「無駄だと言う事が分からないのかなぁ」
そしてすり抜けようとした仮面の男だが…
「うらぁっ!」
「なにっ!?」
ダンと回転しながら後ろの巨木に叩きつけられる仮面の男。
「がぁっ…」
仮面の下で血を吐いたようだ。
「当たったってるってばよっ!でもどうして」
理由は簡単。イズミの万華鏡写輪眼は術を封印吸収する。それは瞳術であっても変わらない。
つまりすり抜ける瞬間にその術を封印したのだ。
「良いから畳みかけなさい」
「何か分かんねーが…行くぜ赤丸」
「あんあん」
「牙通牙」
「くっ…」
しかしキバ達の攻撃は仮面の男に再びヒットする。
「万華鏡とは…油断した…いったいどう言う能力かは分からんが俺の万華鏡を封じるとはな…良い眼をしている」
「余裕ね。あなたの術は私が封じていると言うのに」
「ああ、だから今回は逃げさせてもらう」
「させるかってばよっ」
とナルトが飛びかかる。
卯・亥・未
仮面の男が印を組んで身構えた。
イズミは印を読み取ってはいたが、どういう効果か分かるまではと万華鏡による封印術を使わない。
ナルトの螺旋丸が仮面の男にヒットして吹き飛んでいく。
「あちゃー、ひどい事をする」
突如真後ろに現れる仮面の男。
「またすり抜けかっ」
とカカシ。
「違うってばよ、今度はちゃんと当たってたっ!」
男の左目を覆っていた仮面がはがされ穴が開いている。
そこから覗くのは写輪眼だ。
「ヒナタ」
「分からない…分からないけど突然…それこそ現実を書き換えたように現れたのっ」
「と言う事はあの時組んだ印が…」
「だけどこっちの攻撃は有効なんだっカンケーねぇってばよ」
とナルトが再び突貫。
しかし今度はその攻撃をすり抜けた。
「どう言う事、イズミ」
とカカシ。
「っ!なぜ…どうして…」
イズミにも目の前の光景は分からなかった。
「ヒナタっ!」
コクリとヒナタが頷くと印を組んでチャクラを込め始める。イザとなればアレを使ってでも…
しかし確かにすり抜ける術は封印したはずである、がしかし現実に男は
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