外典 【NARUTO:RE】 その3
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ず、ただ我武者羅に殴りかかって行くだけ。
「「風遁・烈風掌」」
「ボルトストリーム」
影分身の烈風掌を加速装置にして飛び掛かって来るボルト。
ナルトの物量の影で死角からの攻撃のようだ。
手に螺旋丸を溜めつつ突っ込んでくるボルト。
「あまい」
ボルトの手を取って後ろに放り投げる。
「うわああーー…だけど、今だっ!」
「螺旋丸」
そのボルトを死角にナルトが突っ込んできた。
アオの上体はボルトを放り投げてバランスを崩している。
「喰らえェーっ!」
「ふっ」
アオは地面を蹴るとそのまま回し蹴り。
「ぐあっ…」
吹き飛ばされて地面を転がるナルト。
「手裏剣やクナイを使っても構わないぞ。何だったら起爆札もな」
「ちっくしょー」「くそ…アオのにーちゃんってここまで強かったんだってばさ…」
その後、忍術、手裏剣、何をしても白眼すら使っていないアオの体術のみの攻撃でしのがれてしまうナルトとボルト。
「はぁ…はぁ…」「く…はぁはぁ…」
「二人とも体術レベルの向上からだろ。大技の修行なんてしている暇は無いな」
「くそう…白眼すら使ってねーってばよ」「なのに勝てねーってばさ…」
二人はバタンと倒れ込み気絶してしまったようだ。
次の日からは自来也からの修行をいったん棚上げし二人でアオに一撃でも入れようと戦いを挑むが、軽くいなされてばかり。
「二人とも敵を前にすると感情的になりすぎる。二人とも煽り耐性が低すぎるな」
「分かってるってばよ」
「分かってるってばさ」
「いいや、分かってない。その結果、きっといつか取り返しの効かない事になるぞ」
「そんな事ねーってばよ」
「はぁ…ダメだわ。ナルトのそこは長所で短所だなぁ」
ため息を吐くアオ。
そんな時、森を掻き分けて上空から白い服に角を生やし、薄紫の目をした男が現れた。
「こんな所に居たのですか」
「大筒木…ウラシキ」
チャクラで作られた魚籠と釣り竿を持つその男を見てボルトが呟く。
「そろそろ狐を刈り取らせてもらいましょうか」
「てめぇっ!」
ナルトがウラシキに身構えた。
「やめろ、ナルトっ!お前の敵う相手じゃない」
あの敵は魂の位階が人間のそれとはもはや別次元だ。
「やってみなければ分からねーってばよっ!」
言って聞くようなヤツではない。
「くっ…」
アオは印を組み上げ呪印を回すと急いで自然エネルギーを集め始めた。
目的はナルトの中の九尾のチャクラなのだからナルトは殺す事は無いだろうが…ボルト…
人柱力が死ぬと中の尾獣は一度死ぬ。それではチャクラを抜く事は叶わない。
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