外典 【NARUTO:RE】 その3
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だ」
「ナルトに似てるな」
「に、似てねーってばさっ!」
いや、似てるって…
「アオ先生は何しに来たんだってばよ」
「第七班がしばらく解散状態だから、お前と一緒に監視任務だと、で何してんの?」
「見て分からねーのかよ、修行だってばよ」
自来也さん考案で二人のチャクラを共鳴させて合一し増強させる訓練らしいが…余りうまく行っているようには見えない。
「で、なんでそんな事してんの?」
「それは…」
一度言葉を濁したボルトだが。
「大筒木ウラシキって言うやつがコイツの中のチャクラを狙っているんだ」
「へぇ、オオツツキ…」
「っ」「っ…」
ようやく聞いたその言葉にアオの体が打ち震えた。その漏れ出した殺気に震えあがるナルトとボルト。
一度撃退したらしいが、万全の状態でもう一度襲いに来るだろうとの事。
これは一石二鳥だな。
綱手様の任務ついでにオオツツキと言う存在を処理できるのだから。
「あー…出来ねぇ…」
ばたりと倒れ込むボルト。
「もう一度だってばよ…」
ナルトも肩で息をしているが持ち前の根性でどうにか立っている。
「おう」
ボルトは仕方ないと立ち上がった。
「なぁなぁ、アオ先生」
「なんだ」
ナルトに呼ばれアオは呼んでいた雑誌から目を上げる。
「何かコツみたいのはねーのか?」
「俺に聞くな俺に、自来也さんに聞け」
「いねーじゃんよ…」
「そもそも俺に言わせればその修行は無意味だ。何を思って自来也さんがそんな修行を付けているか知らないけどな」
寧ろ単純に二人一緒に居る事を目的にしているのかもしれない。
二人で修行と言えば一緒に居なければならない口実になる。
「意味がねーってどう言う事だってばさっ」
ボルトが食って掛かる。
「どんなに強力な術が出来ようと二人居なければ出来ない時点で欠陥。見た所螺旋丸の形にしようとしているようだけど、どうやって敵に当てつもりなの?」
「それは…」
「そんなもん根性で当ててやるってばよっ!」
「二人掛りでも俺に攻撃が当たるとでも?下忍の寝言は質が悪い」
「そりゃアオのにーちゃ…アオさんには白眼があるってばさっ」
「白眼など使わなくても当たんねーよ」
「そんなに言うなら勝負だってばよ」
「だな。こっちは二人掛かりだけど卑怯とか言うんじゃねーってばさ」
面倒くさいが二人とも臨戦態勢で引く気は無い様だ。
「「影分身の術」」
ナルトはお得意の多重影分身で20人ほどに分身、ボルトも三人ほど影分身を出して身構えた。
「うぉおーーーーー」
今のナルトに影分身を上手に扱う事は出来
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