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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百五十話 戦慄!断罪者(社会不適合者)だらけの宗教団体?その4
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現する。
「まさか...コレは...!」
突然の出来事に周囲を見回す、明日原ジョーコーは窓ガラスの外で起こっている現象を目にして、全てを察する。
「そう、俺があらかじめ、この宗教団体の施設の周囲に引いておいた『断罪陣』を発動させてもらった...」
『断罪陣』とは、狂撃波動を用いて形成された線で作成された図形式である。
そして、『断罪陣』の内側にいた断罪者(社会不適合者)全てを正常な状態に戻す狂撃波動の応用技である、しかし、『断罪陣』を使用した場合、断罪陣を使用した時間から24時間以内は狂撃波動を使用することはできない。
「完禁オージの時みたいに、いきなり多勢に無勢ってのは、もうごめんだからな...今回の依頼は宗教団体がらみだったから、信者の数も想定して事前に断罪陣を用意させてもらったぜ...」
「これが...先生を封じた、力...」
明日原ジョーコーと共に大勢の断罪者(社会不適合者)の信者たちが正常に戻ったショックで一斉に気絶していく。
しかし、口封じのためか、明日原ジョーコーの肉体が急速にゾンビと化していく。
「ちっ、カエデのやつ、口封じのために自分の『生徒』を...ってことは、俺の悪い感は、ほぼ確実に当たっちまってるのかもな...」
(でも、これで、カエデの計画に必要な信者達はもう正常に戻った...これでヤツの計画は大幅に狂ったはずだ...いや待てよ、もしかしたら、『断罪陣』を俺に発動させて、一時的に戦闘不能状態にするのがカエデの本当の目的...?)
考えてもきりがないので、俺はとりあえず、正常に戻った信者たちの身の安全を確保するために携帯で、警察と救急に電話する。
俺は警察と救急が来る間に奈良見の捜索を始めた。
しかし、以前、石間コウイチが完金オージが経営する心療内科ハートクラッシャーで感じたのと同じ、美少女の姿をした狂撃波動が石間コウイチの背後から襲いかかってくる。
(この感じ...やっぱり、そうきたか...!)
俺は女性の姿をした狂撃波動の攻撃を回避。
そして、俺の後ろには一人の男が立っていた。
「また、会ったな...山下テツヤ...!」
「いくら、あの石間コウイチでも、狂撃波動を使えなければ、ただの喧嘩が強いおっさんだからな...!」
「言ってくれるじゃねぇか...!」
(明日原ジョーコーはおとり、カエデの本命は俺が『断罪陣』を発動して、狂撃波動を一時的に使えなくなるタイミングを作り出すこと...であるならば、今回の依頼人、林マスニも...おそらく...)
次回予告 戦慄!断罪者(社会不適合者)だらけの宗教団体?その5
この物語はフィクションです、実在する人物及び団体とは一切関係ありません。
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