第二話・願う転生者
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くゴールキーパだろう。
「おーし、皆よく頑張った、いい出来だったぞ!練習どおりだ」
「はいっ!!」
父の言葉に皆で元気よく答える
「じゃあ、勝ったお祝いに飯でも食うか!」
「やったー!!」
かくして今回の試合は無事に俺達の勝利に終わったのだった。
「さて…」
試合が終わり、所変わって父の経営するお店。
俺は今からとある事件が発生することを思い出していた
そこでそれを防ぐために俺は行動を起こす事にした。
「お〜い、ちょっと?」
「ん、高町何か用?」
そういってその事件の中心人物、・・・先ほどのゴールキーパの彼を引き止める。
「あのさ、最近練習中に大事な物落としちゃって」
「それで?」
「青い宝石なんだけどさ、なんかお前が似た物を持ってるって聞いてさ」
「ああ、これか?」
そう言って彼は青い宝石・・・ジュエルシードを鞄から取り出した。
「おお!それだ、返してくれるか?」
「そうか、高町のか…残念だ」
少々残念そうにだが彼はジュエルシードを渡してくれた。
「ごめんな、今度あの娘へのプレゼント一緒に考えてやるから」
「ば、ばか、そんなんじゃねぇよ!!」
そう言って彼は走り去ってしまった。
ふむ、この年代の男の子は自分の恋愛を他人に知られたくないらしい。
彼には悪い事をした、今度何か奢るとしよう。
「まあ、とりあえずこれをどうするかな?」
手の中のジュエルシードを見つめる。
まだ封印されていないため非常に危険だ、
早いところなのは達に渡したいところだが、
すぐにジュエルシードを渡せば
なのは達の中で俺の怪しさ指数が跳ね上がる事は目に見えている。
・・・まあ、俺が転生者だと明かすのも良いが
そちらに関しても怪しいことに変わりはない。
俺だって急に家族が「実は俺、転生者で未来が分かるんだ」
などと言い始めたらまず、頭の異常を疑う。
「はぁ、ほんとにどうしたもんかな?」
一人呟いてみるが良いアイデアは浮かんでこない。
原作でゴールキーパの彼が言っていたように偶然拾ったように見せかけて渡すか?
しかし、そうなると必然的に家で渡す事になるが・・・
家で発動した場合、家どころか家族も無事で済むかどうか・・・
色々と考えてみるがやはり良い案は浮かばない。
「自分で封印できれば最高なんだけど…」
呟いたところで自らの過ちに気づく、
「しまった!?」
思わず叫んでしまったがもう遅い。
手
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