第五話。ディーマン。
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とても痛々しい生ギスや古傷など至る所にあって可哀想だなと思う。いったい今までどう言う扱いをされたんだろうか。
こんな酷いことをするとは、ここの奴隷商はまだマシな人間なのかもしれないな。虐待されても反抗できないなんとも胸糞悪い話だ。
「奴隷商。この子買うよ」
そして、彼女を買って家に連れて来たので、まずは風呂に入れて汚い身体を洗おうとするが、警戒されてまともに洗えない。
一応同じ女性で奴隷のヒルデ1人任せているが、彼女もダメだったらしい。なので俺は少し話をしてみる。
「何もしないわ。お願いだから大人しく洗われてくれない?」
「嘘です。どうせ私に何か酷いことするつもりですよね」
「こんな感じです。どうされますか?」
「……」
ヒルデも説得するが全くどうじることはなかった。ヒルデもわからない様子だった。
(彼女はとにかく親切にされると絶対に裏があると考える子だ。今まで酷い扱いをされたんだ。無条件に親切にされると、コイツはいつか豹変するんじゃないかと疑心暗鬼になってるんだろう)
(だとしたらどうするんですか?)
(初めから割り切った関係になればいい。何か彼女に支払せれば良い。衣食住を提供する代わりに彼女に何かを提供させるんだ)
(だとしたら…)
(性行為しかないだろうな)
(貴方がしたいだけでは?)
(下心ないかと言えば嘘になります。だけど初めから親切の裏っぽい事をしないと信じてもらえないぞ)
(はぁ…。それじゃあお願いします)
ヒルデとのヒソヒソ話を終えて、俺にバトンタッチされた。ヒルデは浴槽から出て行って、俺と彼女の2人きりになった。俺は彼女の前に立つと彼女は警戒するように睨んできた。
「俺の名前はマコト ヒラタだ。突然だが俺はSEXが大好きだ。お前がSEXさせてくれるなら衣食住を提供してやろう」
「やっぱりこんな事だと思いました。どうせ拒否権はないんてみすから好きにしてください」
「わかった。早速SEXをしようと思うが、俺は汚いのは嫌いだ。まずはお前を洗う。だからここに大人しく座れ」
「自分で洗います」
「やり方も知らないくせに、それに俺はお前の身体を堪能したい」
「……」
俺がそう言うと彼女は大人しく座ってくれた。そして俺は頭から洗っていく。
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