第三話。異世界人のチート能力。
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いなくてもご主人様だけで倒せると思います」
「そんなことないさ。ヒルデが魔物足を撃って止めてくれるから倒せる。よくこんな細い的を狙えるな」
「いえ、昔からコレしか使えない能無です」あ
「そうか?見た所剣の心得もあるように見えるが?」
「父に多少なりとも教わりましたが、とてもご披露目できるほどではありません。ですがさすがご主人様です。それを見抜くとは武の慧眼もお持ちのようで」
いえコレもスキルのおかげです。スキルで武の達人になったことにやよ。達人みたいに人の動き方でそう言うのをわかるようになった。
「そうでもないさ。さて、も少し狩りたいな。次の獲物を頼む」
「かしこまり…。ご主人様。大変です」
「どうした?」
「人の匂いと魔物匂いです。香辛料とかも匂う事から、おそらく荷馬車が魔物に襲われてます」
「マジか!?助けないと」
「ダメです!」
おっと!いつも肯定するヒルデが初めて否定した。自分が奴隷と言う自覚があるからいつもはどんな命令でも受け入れていたが、今回は険しい顔をして拒否をしてきた。それほど危険な相手なのだろうか?
「相手はバグ・ベアーです!とても危険です!」
熊か、話では巨体な熊で中層レベルのモンスターで、力と耐久はミノタウロスに劣るがスピードはその比ではない。素早いミノタウロスと思えばいいと言われたが。
中層は最初の死線と呼ばれている階層域。ギルドの定めている適正基準はLv.2。
この前バベルの塔でフレイアのファミリアに行った際に門番していた冒険者達が2とか3レベルだったから、アレくらいなら勝てる。
「大丈夫大丈夫。熊なら狩ったことあるから」
嘘である。クマなんて見たことない。元の世界でもテレビこしでしたツキノグマを見たことない。でもまあ、チートスキルがあるから大丈夫でしょ。
ヒルデは心配そうにするも渋々了承してくれた。あまり危険なことはしたくないが、知ってしまった以上は助けないと目覚めが悪い。
そして、急いで向かってみたが一足遅く目の前で馬車と熊が物凄い勢いで通り過ぎそうになってしまう。
しかし、俺は常人ではありえないほどの踏み込みを見せて熊を一刀両断する。あまりにも凄まじ出来事にヒルデは呆気に取られる。
荷馬車を引っ張っていたおじさん商人も倒れた熊を倒した俺をみて、大喜びして近づいて来た。ありがとうと何度も感謝される。
「私はラインベルト商会のアドルスキー・ラインベルトですりぜひお礼をさせてください」
ぜひお礼をさせてくれと言われたので、魔物素材を割増して買い取ってくれた。商人はオラリアで自分の店を持っているらしく。
コレからもぜひ魔物とかの素材を買い取ってくれるそうで、ギルドに回遊しなくて良いので手数料をなくす高
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