終わる幼馴染
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「まったく、麻耶は本当に良い人間だよな」
「まったくだ」
そう言って、闇夜達は荷物を纏め始め、生徒や教師達が寝静まった時間に
閃輝は闇夜が背負い、ラウラは魔理沙が背負って、旅館を出た
すると、シャルロットがラウラの荷物を持って、砂浜で待っていた。
「待たせたな、シャルロット」
「いいえ、そんなに待ってませんよ」
「じゃ、行こうぜ。流石にレミリアとさとりは一緒に行けないし」
3人は霊力を使用して、空に浮かび上がり、闇夜の能力で姿を隠し学園に戻った
そして、臨海学校から帰ってきた女子生徒達が一日遅れて、IS学園に戻ってきた
が、女子達は閃輝に合うことは出来ずに1日が経過した
そして、箒は直ぐに閃輝の部屋に向かった、目的は謝罪と休日に外出の約束を
取り付ける為箒を途中から完全に走って閃輝の部屋に向かった。そして閃輝の部屋に
前に到着するとノックもせずに乱暴に扉を開けて、部屋の中に入った。
その時、閃輝は荷物を担ごうとしていた
「閃輝!その・・・あの時はすまなかった!」
箒は大きく頭を下げて、閃輝に謝罪した。重苦しい空気が部屋に漂う、すると閃輝は
荷物を持って歩き出した、箒はきっと許してくれると期待したが、箒の横を通り過ぎて
扉を閉めて部屋を出て行った。
「な!?ま、待て閃輝!!」
箒は慌てて部屋を出て、廊下を歩いている閃輝に呼びかけるが、閃輝は足を止めない
放棄は少し、怒ったのか、閃輝の肩を掴み無理やり動きを止める
「だから待てと!」
「なんだよ・・・」
閃輝は箒に顔を向けると、箒は絶句した。閃輝の顔には包帯が巻かれていたのだ
片目を隠すように大きく巻かれた包帯、頭にも包帯が巻かれていて、一部には
少し血が染み出しているのか、一部が赤く染まっている。箒は自分のせいでこうなって
しまったのかと酷いショックを受けた。
「何の様だ・・・」
箒はハッとして再び大きく頭を下げた
「本当にすまない!私は・・・私は・・・「そんな言葉ならいらねぇ」え?」
謝る箒に閃輝は、言葉は要らないと言った、その言葉に箒は許してくれていると
思ったようだが次の言葉でそれは打ち砕かれた
「お前のような奴を幼馴染と俺は認めない。この時から俺はお前との縁を切らせてもらう」
その言葉は、箒の胸に深く突き刺さりふらふらと廊下にへたり込んだ
それを確認した閃輝は、そのまま廊下を歩いて行った、そして闇夜達と合流し
闇夜と閃輝の能力を使い、幻想郷へと戻って行った
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