第六十八話 夏の服なのでその二
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「服も生地が薄くなって」
「しかも汗をよく吸う」
「そうしたものになるよね」
「それはね」
アメリカから来た娘もそれはと応えた。
「やっぱりね」
「夏はそうなるわよね」
「私フロリダから来たけれど」
「アメリカの」
「マイアミね」
「マイアミって暑いのよね」
「常夏よ」
そう言っていい街だというのだ。
「だからね」
「それでよね」
「服はもうね」
「半袖が普通ね」
「ズボンやスカートも短くて」
そうしてというのだ。
「生地もね」
「薄いのね」
「そう、だからね」
そうした服だからだというのだ。
「下着のことはね」
「気を付けてるのね」
「そうよ、見せるものならいいけれど」
「見せない下着はね」
「そこはちゃんとね、ただね」
「ただ?」
「水着はいいのよ」
理虹に笑って話した。
「下に着てるのがそっちならね」
「見せてもなのね」
「そうしてもね」
「まあ水着はね」
理虹もそれはと応えた。
「見せてもいいものだしね」
「でしょ?だからね」
「水着の場合はなのね」
「もうマイアミって海でしょ」
「観光地でね」
「海、ビーチに出てね」
そうしてというのだ。
「遊ぶところだから」
「水着の人多いのね」
「何時でもね」
「常夏の場所で」
「もうキューバ目と鼻の先だし」
常夏で有名なこの国もというのだ。
「それでよ」
「もうなのね」
「それこそね」
まさにというのだ。
「リゾートの街で」
「水着の人も多くて」
「私もよく泳ぐし」
「服の下は水着ってこともなのね」
「多いのよ」
こう理虹に話したのだった。
「だからその場合はね」
「見せてもいいのね」
「むしろ見たいならどうぞよ」
そうなるというのだ。
「その時はね」
「そうなのね」
「ティーシャツと半ズボンの下はビキニとかね」
こうしたこともというのだ。
「よくあるわよ」
「じゃあもう脱いだら」
「すぐにビーチかプールよ」
「そこで遊ぶのね」
「そう、ただ準備体操は忘れないわ」
水に入る前にはというのだ。
「やっぱりそれはね」
「忘れたら駄目ね」
「身体動かす、特にお水に入るなら」
それならというのだ、運動をする前の準備体操は必須であるがとりわけ水の中に入って行うのならというのだ。
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