第八十八話 合宿を過ごしてその十
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「その政治家さん見てよ」
「東大法学部首席で出て」
「弁護士になってよ」
「あの人ってわかるわね」
「でしょ?女の人でね」
「あの人ね、私もね」
咲もだった。
「あの人見てるとね」
「学校の勉強出来てもでしょ」
「馬鹿だってわかるわ」
「それで野党の政治家さん達なんて」
今度は彼等の話をした。
「一番大きな野党ね」
「あそこも変な人ばかりよね」
「いい大学出てる人ばかりでも」
このことは事実でもというのだ。
「東北大出ても青学でも早稲田でもね」
「あれな人ばかりね」
「本当に学校の成績ではね」
「そういうの決まらないわね」
「特にあの白い服が好きで黒髪ショートの」
「ああ、駝鳥に無理に人の歯くっつけたみたいな顔の」
「あの人なんてね」
特にというのだ。
「酷いでしょ」
「あの人性格もね」
「どう見てもでしょ」
「お世辞にもだし」
「そうした人達はね」
まさにというのだ。
「いい大学出ても馬鹿で性格はね」
「もっと関係ないわね」
「あの政党の人達って頭の出来だけじゃなくて」
「性格の方もね」
「問題ある人多いわね」
「底意地悪いっていうか卑しいっていうか」
そうしたというのだ。
「酷さ感じるでしょ」
「あそこの人達はね」
「国会でクイズやる人とか」
「あっ、その人は」
「どうしたの?」
「お話に出したらよ」
咲は友人として話した。
「訴えられるらしいわよ」
「嘘でしょ」
「それが嘘じゃなくて」
「本当なの」
「言い間違い指摘したら」
「それ普通でしょ」
「けれどそれでよ」
ネット上でそうしたらというのだ。
「訴えるとかね」
「言ってくるの」
「それも弁護士さん出して」
「うわ、それはないわ」
同級生もそれには驚いて言った。
「流石に」
「そうよね、けれどね」
「言うとなの」
「そうしてくる人だから」
「言えないのね」
「私達高校生がこうしたお話して」
学校の中でというのだ。
「間違ってあの人の耳に入ったら」
「言ってくるのね」
「そうみたいだから」
「酷いわね」
「けれどそんな人がよ」
咲は顔を曇らせて話した。
「国会にいるのよ」
「よく政治家が権力濫用するとかね」
「漫画であるわよね」
「漫画の悪い政治家さんの常だけれど」
「こうした人もいるのよ」
実際の世の中にもというのだ。
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