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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百四十七話 戦慄!断罪者(社会不適合者)だらけの宗教団体?その1
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になった社員の方々の体にネームペンでこの意味不明なイラストを描いたそうです」
「なるほど、それじゃあ、この写真は、その証拠写真ですか...」
「はい...」
「ところで、その宗教団体の名前は?」
「アイビリーブマイセルフです...」
俺の横に座っていた奈良見ルナが宗教団体名を聞いて必死に笑いをこらえている。
「それ、本当に宗教団体?」
「はい...どうやら自分自身を信じることができる強い心を持った人間を育成することを目的にした宗教団体らしくって...」
「いやさァ、宗教団体に入信している時点でさ、アイビリーブマイセルフできてなくない?」
「はい、その通りなんです。それで教祖の方から、かなり金銭も要求されているようでして...」
「なるほどね、つまり、お金くれたら、自分を常に信じることができる心の強い人間になれますよ的な、お布施ね...あー頭いてぇ、奈良見、茶、おかわり」
「息子を助けてあげてください...」
「わかりました、まァ、相手が宗教団体となると、多勢に無勢ですからねぇ、依頼成功の保証はできませんよ」
「はい、無理が承知なのはわかっています...」
林マスニはそれだけ言って、リンクセンター岩間を去った。
「奈良見、お前も宗教団体の潜入捜査ついてくか?」
「そ...そりゃあ、もちろん」
「おまえ、変わったよな、前だったら泣きながら家に帰らせてくれとか、言ってなかったっけ?」
「そりゃあ、桜原カエデとか、その生徒達の力を見た後じゃ、ただのカルト教団なんて大したことないですよ...」
「あっそ、そうだといいけど...」
車に乗った俺と奈良見は宗教団体アイビリーブマイセルフの施設に向かう。
俺と奈良見は変装をして宗教団体アイビリーブマイセルフの施設に入る。
ちなみに奈良見はなぜか、メイド服に身を包んでいる。
そして、俺もなぜか、メイド服に身を包んでいる。
俺は変装衣装について、奈良見と、もめにもめたあげく、俺が提案した、じゃんけん勝負で負けてしまった己の不運を呪った。
「いくらなんでも、宗教団体にこの服装はクレイジーだぜ...」
「クレイジーな団体にクレイジーな服装で潜入するのに、なにか問題が?」
施設に入ってすぐに団体の職員らしき男性が話しかけてくる。
「今日はどのようなご用件で?」
「私...おぼろげながら最近アイビリーブマイセルフしたくて...」
「以下同文...」
俺達の服装と奈良見の意味不明な入信理由に団体の職員は首を傾げるも、すぐに笑顔になり、施設内を案内してくれた。
俺と奈良見が案内された体育館のような場所では、全裸姿の信者たちがダンスミュージック風にアレンジされた演歌をバッグに、激しいブレイクダンスを踊っていた。
必死に笑いをこらえている奈良見がなぜか俺の横腹をつねってくる。
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