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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百四十五話 山下テツヤ その9
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している間、仮に俺があんたを裏切って力を抜かれても、俺が死ぬことはない...」
「そうよ。あなたは私の生徒でありながら、私を裏切っても、体内の狂撃波動を体から分離させれば、私に力を抜かれても死なない体を手に入れた...生き続けていれば、案外面白いこともあるものね...」
「カエデ...さん...俺はこれからどうすればいいんだろう...」
「野村君と先輩の敵討ちでもすれば?...」
「できないよ...そんなこと...先輩からもらった命を粗末にはできない...」
「じゃあ、どうするの?」
「しばらく、一人で考えるさ...俺にはアンタのご機嫌をうかがう理由がないからね...」
「言ってくれるわね...でも、これで、あなたも私の生徒よ...」
「ああ、そういうことに、しておいてやるよ...」
俺は後ろを振り向いて、そのまま、自宅に、向かって歩いていく。
カエデは山下テツヤを追いかけず、その後ろ姿をずっと見つめ続けていた。
次回予告 山下テツヤ その10
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