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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百四十五話 山下テツヤ その9
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狂撃波動の直撃を受けた俺の体は、俺の意思を無視して自分の頭部を地面にぶつけようとする。
おそらく...俺の死はこれで、他殺ではなく、自殺になるはずだ。
そうして俺は俺のいなくなった世界で、俺は一生、地面にヘドバンして自殺した高校生として世間に語り継がれていく。
なんて無様な死にざまだ。
でも、俺の頭は地面にぶつかる前に何者かによって抱きしめられた。
それでも、狂撃波動による自殺衝動が俺を襲う。
体が勝手に暴れ始める。
本当は俺を抱きしめてくれた人の顔が見たいのに、俺の頭部は勝手に地面のある下に向かって動いてしまう。
「後輩...今、助けてあげるからね...」
頭の上から先輩の声が聞こえてきた。
俺の自殺を阻止したのは先輩だった。
体とは別に、口だけはなんとか動いた。
「でも、どうしてここに...」
「そりゃあ、夜中にあんな爆発音を聞いたら、誰だって察しがつくわよ...それに、私だって、狂撃波動の使い手よ、影があるところなら、どこでも移動できるわ...」
しかし、カエデから受けた狂撃波動のせいで俺の両手が勝手に動く。
勝手に動いた両手が先輩を突き放す。
俺は何度も自分の頭を地面にぶつける。
激しい痛みが俺の頭部を襲う。
俺は目の前が真っ暗になってしまった。
「あら残念、せっかく助けに来たのに、山下君、死んじゃったわね...」
「先生...後輩は死にません、私が絶対、死なせません、だって私、後輩の先輩ですから...」
山下テツヤの先輩である西村アサリは自分の両手を、テツヤの死体にかざす。
そう、アサリはカエデと契約したことで手に入れた人知を超えた狂撃波動の力を全て、瀕死状態のテツヤの体に移そうとしているのだ。
それは、カエデがアサリに狂撃波動の力を与えた方法と同じである。
しかし、カエ
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