スーパーロボット大戦OGs
0052話
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んだ?」
「……いえ、何でもないです。それよりもテスラ研の事聞きましたか?」
「ああ、研究が認められたんだってな、おめでとう。ラウルもこれからがテストパイロットとしての本番だな」
「はは、メインのテストパイロットの座は既にフィオナに取られてるんですけどね。何でかあいつ、やけに張り切ってて。レモンさんに負けられないとかなんとか」
「レモンに負けないって……あいつは科学者だぞ? いや、確かにそれなりにPTなんかは乗りこなせるが」
「ですよね。俺もそう言ってるんですが」
「全く、2人共」
む、何だミズホ。その駄目だこりゃって感じの表情は。
ちらりとラウルの方を見てみると、そっちでもよく分かっていない顔をしている。
「ミズホ、そっちだけで分かってないで俺やアクセルさんにも教えてくれないか?」
「そうだな。出来れば教えて欲しいんだが」
「駄目です。これは乙女の秘密ですから」
いつもは内気なミズホにしては、珍しいくらいに強気な断り方だった。
「それよりもですね。実際にPTに乗っているアクセルさんにアドバイスをして欲しいんですが」
いや、俺が乗ってるのはPTじゃなくてADなんだけどな。しかももう殆どシャドウミラーオリジナルと化している。
「俺に分かる事なら構わないが」
「フライヤーフレームを使用した場合の回避行動についてなんですが、可動式ブースターをアクセルさんの機体で使ってるって話でしたよね。それと似たような機構にした場合の機体フレームに掛かる負担についてちょっと疑問が」
「いや、だからその辺は俺よりもレモンに聞いた方が早いぞ」
そんなこんなで、エクサランスチームとのこの世界で最後の和やかな一時は過ぎていった。
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