スーパーロボット大戦OGs
0052話
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度テスラ研で研究する事になったんですよ。だからこの時流エンジン研究所に来てもあたし達はいないかも」
「ああ、テスラ研の話はラージに聞いた。お前達の努力が認められたって事だな」
フィオナやラージの努力は知っている。何度か相談されたりもしたからだ。その努力が報われたのだから、あの4人は褒められてしかるべきだろう。
「おめでとう」
「え? あ、その……ありがとうございます」
何故か急激に顔を赤くするフィオナ。……病気か?
「それと、今回通信を送ったのはこれからまた忙しくなる予定でな。その前にお前達の顔でも見ておこうと思った訳だ」
「忙しい、ですか?」
「ああ。さすがに軍事機密なんで詳しい話は教えられないが……そうだな。後1月程したらお前達の耳にも入るかもしれないな」
少なくても、原作ではシャドウミラーの反乱は連邦軍による情報操作でDC残党の一斉蜂起、とされていた筈だ。そちらの情報なら間違いなく知る事が出来る。
「アクセル、ようやくASRSのプロトタイプの目処が……あら?」
通信をしている俺に話しかけてきたのはレモンだった。
しまった。レモンとフィオナは何故か妙に仲が悪いんだよな。あれから何度かレモンもエクサランス開発チームと通信で話をしているのだが、その辺は初対面から全く変わっていない。
いや、どちらかと言うと、フィオナがレモンに突っかかっていくのか。
「あら、レモンさん。何だか分からないけど忙しいんじゃないんですか? アクセルさんの事はあたしに任せて、どうぞ自分の仕事に集中して下さい」
「その仕事に関してアクセルに話があって来たのよ。お嬢ちゃんには悪いけどこちらを優先して貰わなきゃ。なにせ仕事なんですから、ね」
……ほら、また始まった。
「あら、ラージも一緒なのね。エクサランスの開発はどう?」
「お久しぶりです、レモンさん。エクサランスはストライカーフレームはもう完成して、現在は他のフレームを開発中です」
見ての通り、同じ研究者という事もあり話が合うのだろう。レモンはラージをそれなりに気に入っているようだ。
考えてみれば、シャドウミラーでレモンの専門的な会話についていけそうなのはヴィンデルと技術班の面々くらいしかいない。だがヴィンデルは司令官としての仕事が忙しくてそんな暇は無いし、技術班についてはレモンを尊敬と言うか畏敬しているだけに、気軽に専門的な会話が出来るラージには親しみを覚えているのだろう。
ラージに関しても自分より先輩で能力的にも上のレモンに対して懐いているように見える。
「それでアクセルさん。やっぱりこの後は忙しいんですか?」
レモンとラージを横に置き、フィオナが声をかけてくる。
「そうだな。訓練やら機体調整やら打ち合わせやら
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