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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百三十八話 山下テツヤ その2
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「味噌汁」
「へ?」
「だから、あさりの味噌汁ってことよ」
「あっ、そうすか...」
リアクションに困ったテツヤは将棋のコマ拾いを黙々と続ける。
テツヤは内心、なんでこんなことしてるんだろうと追想し始める。
それは、高校2年生になったばかりのこと。
テツヤの高校は部活動が全生徒に強制されていた。
美術部に入っていたテツヤは、お世辞にも美人とは言えない醜悪な女子部員達の腐女子トークについていけず、美術部を退部した。
テツヤは怒っていた、なぜ女子たちは自分たちが性的に搾取されることに怒りを唱えながら、平気で性的少数者同士の恋愛を必要以上に尊きものとして美化するのか。
まさに、矛盾の極みであった。
「先輩はどうなんですか、そこんとこ」
早めに帰宅して、部活をサボったことを母親に叱責されることを予測したテツヤは、図書室で部活動が終わる時間帯まで時間をつぶすことにした。
そして、その際に自分をスカウトしてきた、ほぼ初対面のアサリに、つい、そう尋ねてしまったのだった。
「なによ、いきなり」
「だから、女子をエロい目で見たりすると、男子が非難されるのに、なんで女子どもは平気でBLを最高?とか言えるんですか?これってどう見ても矛盾してますよね?」
「とりあえず、うちに入部しなさい」
アサリはテツヤの質問を無視して、一方的に入部を打診してきた。
テツヤはとりあえず、アサリが美人だったので、『超能力研究部』に入部することにした。
部室に入った瞬間、アサリは先程のテツヤの質問について語り始めた。
「女はねぇ、そーゆう生き物なのよ」
「そーゆう生き物って、どーゆう生き物なんですか?」
「だから、女は結局そーゆう生き物。みんな矛盾してんのよ、女なんて。だってよく考えてごらんなさい、普段はエロいことは不潔だ最低だと言いながら、結局イケメンに口説かれたついでに押し倒されたら、そのままベットイン。でも女がちょろくて矛盾ばかりの生き物だから、そーやって地球人口が増え続ける。女がなんでもかんでも頭だけで考える利己的な生き物だったら人類なんてとっくに滅んでるわ、そうなんです、絶対そーなんです」
「でも、やっぱりケツに入れるのは不衛生ですよぉ?」
テツヤの怒りに、アサリは机を両手でバンバン叩きながら答える。
「いいのよォ!フィクションならァ!」
その瞬間、テツヤはアサリも所詮、美術部の腐女子どもと大して変わらない事に気付いてしまった。
「でも、先輩は美術部のやつらと違って美人だもんな...」
入部初日の出来事の追想を終えたテツヤはアサリが将棋盤をひっくり返して床にばらまいた将棋の駒を全て拾って専用のケースに戻す。
先輩は授業中にコンビニで買ってきたと思われるポテチをバリボリ食いながら、紙になにかのイラストを書いている。
よく見ると、先輩の
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