第七話 神々との戦いの前にその一
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第七話 神々との戦いの前に
綾乃はシェリルと共に宿屋の部屋の中に自分達の持ちものを置くとだった。
それから浴場に向かった、そこでもシェリルは一緒であり脱衣場の中で共に服を脱ぐ彼女を見て言った。
「下着紫やねんね」
「濃い色を揃えたで」
シェリルはその紫のブラとショーツ姿で綾乃に答えた。
「今回は」
「シェリルちゃん下着白とか多いけど」
「こうした色の下着も持ってるねん」
「そやねんな」
「それでな」
「それで?」
「何で濃い色にしたかは」
シェリルはそれが何故かを話した。
「汚れがな」
「下着のやね」
「それが目立たん様にな」
「そうした色にしたん」
「この紫に」
シェリルは下着の具体的な色の話もした。
「濃い赤とか青とか灰色とか」
「そうした色にしたん」
「黒はないけど」
この色はというのだ。
「流石に刺激的過ぎて」
「黒下着って独特の色気があるっていうね」
「実際にそうやと思うから」
「それは持って来てへんの」
「持ってもないし」
この時点でないというのだ。
「そやから」
「今回の冒険でもなん」
「黒はないわ」
「そやねんね」
「ただ」
シェリルはさらに話した。
「濃い色で揃えて」
「汚れ目立たん様にしたんやね」
「冒険で洗濯もそう出来んと思ったから」
だからだというのだ。
「そうしてん」
「実際は宿屋で洗濯も出来るけど」
「宿屋の方のサービスで」
「そやけどやね」
「そんなんあるって思ってへんかったから」
だからだというのだ。
「そうしてん」
「成程な、うちはな」
綾乃は自分の話をした。
「下着はどうしても明るい色好きやさかい」
「今もやね」
「この通りやねん」
綾乃は上下共白である、デザインはシンプルなものだ。
「あと黄色とかピンクとか」
「そうした色やねんね」
「シェリルちゃんとは逆にな」
「汚れ気にならへん?特に白は」
「汚れ目立つね」
綾乃は自分から言った。
「どうしても」
「私も下着で白は好きやけど」
「白って色自体がね」
「服でも何でもな」
「汚れは付いたら」
その時はというのだ。
「白はね」
「目立つな」
「そやねんね」
「それで冒険の時は」
「お洗濯滅多に出来へん状況多いから」
「この塔でもそやと思ってな」
「そうした下着にしたんやね」
綾乃はその紫のブラとショーツ姿のシェリルを見つつ話した。
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