暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第103話 メルクの語る真実!メルクの星屑をゲットだぜ!
[1/10]
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
side:イッセー
「おらぁっ!」
俺は空間に入った亀裂を透過の力でこじ開けて何とかヘビーホールに戻ってきた、アーサーめ、今度会ったら絶対にぶっ飛ばしてやる……!
「皆は何処だ?」
『さあな、それなりに時間は立ったようだが……』
「心配はしていないが腹が減ったな。この腕もアーシアにくっつけてもらわないといけないしな」
俺はアーサーに切り落とされた腕を担ぎながらそうぼやいた。
「匂いは……うん、あっちだな。ただ知らない匂いもあるな」
『もしやメルクじゃないか?リアス達が先に会っていてもおかしくは無いだろう』
「確かに敵意は感じないな。よし、行ってみよう」
俺はリアスさん達の位置を匂いで追うとそこに知らない匂いがあるのを感じ取った。アーサーやエレインとは違う匂いだが敵意は感じない為俺はそこに向かった。
「あっ、リアスさん!」
「イッセー!無事だったのね!」
「イッセー先輩!」
俺は皆の元に向かうとリアスさんは嬉しそうに駆け寄ってくる。それを筆頭に小猫ちゃんやアーシア達が抱き着いてきた。
「アーシア、さっそくで悪いんだけどこの腕をくっつけてくれないか?」
「わ、分かりました!」
アーシアは斬り落とされた腕を見てもそんなには動じずに聖女の微笑で腕をくっつけてくれた。
「よし、完璧だな!こういう時にアーシアがいてくれると本当に安心だぜ」
「お役に立てたのなら良かったです」
俺がアーシアにお礼を言うと彼女は嬉しそうにほほ笑んだ。
「イッセー君、その腕はアーサーにやられたのかい?」
「ああ、あの男は強かったぜ。今回は直に引いてくれたから良かったが本気だったらどちらかが死んでいたな。多分俺の方が……」
「君にそこまで言わせるなんて……くっ、僕もまだまだだな」
「仕方ないさ、何せグルメ界に入れる奴だ。この中じゃ俺くらいしか太刀打ちできなかった」
「それでも同じ剣士として剣すら抜けなかったのは屈辱だよ。体が戦う前に負けを認めてしまっていたんだ……」
「祐斗……」
祐斗は悔しそうに歯を食いしばっていた、手から血が出るくらいに強く握りしめている。
祐斗も剣士としてプライドがある、だから戦う前から負けを認めてしまったのが悔しいのだろう。
「祐斗、私もその気持ちは分かるぞ。デュランダルに選ばれたと言うのにそれを抜くことすらできなかった、剣士として戦う前から負けていたんだ。こんな事ではデュランダルに愛想をつかされてしまう」
「ゼノヴィアさん……」
「何よりイッセーがいるなら何とかしてくれると他力本願な考えをしてしまった。こんなことではイッセーの友として失格だ……」
同じ剣士
[8]
前話
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ