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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百三十六話 完禁オージ その4
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突き飛ばされる。
病院の入り口には、一人の男が立っている。
そして、コウイチの目のまえには一人の女性が立っていた。
「危ないところだったな、オージ...!」
「お前は...山下『テツヤ』?」
コウイチを突き飛ばした女性の姿かたちが崩れ、狂撃波動になって、山下テツヤの体内に吸収される。
(狂撃波動で具現化させた女性を体内から切り離した後に、体内に戻した...!)
そう、山下テツヤは、体内から切り離すことができる狂撃波動の使い手だった。
それは、カエデの生徒でありながら、カエデの支配下にあることで発生するあらゆるリスクと無縁であることを意味していた。
(なら、なぜカエデに味方するんだ...?)
「わりーな、石間さん、オージは返してもらうぜ...」
テツヤが地面に手をかざす。
両肩を骨折したオージを肩に担いだテツヤが地面にできた黒いシミの中に沈んでいく。
突然の出来事に戸惑っていたコウイチは、頭を切り替えて、病院内で気絶しているナースたちのために、救急車を呼んだ。

次回予告 山下テツヤ その1
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