ALO編ーフェアリィ・ダンス編ー
15.再び
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に手をかける。
二年間、俺たちを閉じ込め、何千人もの命を奪った忌まわしい機械.........。だが、今回は親友を助けるため、親友の大事な人を守るために。
「もう一度俺に力を貸せよ!!!」
ナーヴギアを被り、先ほどエギルからもらったアルヴヘイム・オンラインのソフトを入れ、LANケーブルを繋ぎ、ベットに寝転ぶ。
あの世界に俺は、もう一度向かう。
眼をゆっくりと閉じ、あの言葉を.........
「リンクスタート!!」
眼の前にアルヴヘイム・オンラインという文字が浮かぶ。
『アルヴヘイム・オンラインへようこそ。最初に性別とプレーヤーの名前を入力してください』
機械の声が響き、俺の前にキーボードが出現する。俺は、SAOのキャラネーム、【Siu】と打ち込み、男を選択。
『それでは、種族を決めましょう。九つの種族から選択してください』
九つの種族の中から見た目が気に入った黒ベースの種族をチョイスする。
「これにするか」
『《インプ》ですね?キャラクターの容姿はランダムで生成されます、よろしいですか?』
OKボタンを押す。
『それでは、インプ領のホームタウンに転送します。幸運を祈ります』
辺りが光に包まれ、次いで落下する感覚が俺を襲う。二ヶ月ぶりのこの感覚刺激が、蘇る。
そして、落下し、町にインプのホームタウンにどんどん近づく。
すると急に映像がフリーズする。そして、ポリゴンが欠け、雷光のノイズがかける。
「な......なんだ!?」
そして、ポリゴンの欠けた暗闇の中に俺は落下して行く。
「どうなってるんだぁぁぁ!!!」
アルヴヘイム・中立域・古森 二〇二五年一月二十日
「あがっぁぁ!!」
顔面から地面に着地した。あたりを見渡すと森しか見えない。
「痛っ!!ここどこだよ......確かホームタウンに転送とか言ってなかったか?」
とりあえず位置情報を見るためにメニューウインドウを開くため、右の人差し指を振る。だが、何も起きない。何回振っても何も起きない。
「って.......まさか!?」
(落ち着け、落ち着くんだ。とりあえず、左を振ってみよう)
左の人差し指を振るとメニューウインドウが出てくる。それだけでものすごく安心した。が、もう一つ俺は心配な点を確認する。設定の画面を開き、ログアウトボタンを確認する。
「........あった」
ログアウトボタンがあるだけでここまでホッとするとはな。ついでにステータスを確認するする。
「何だこれ......バグってんのか?」
ステータス
種族:インプ
生命力:800
魔力:80
スキル
片手用直剣:
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