第八十七話 純文学は娯楽かその六
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「読んで楽しいしね」
「そういえば面白いわね」
同級生も頷いた。
「神話って」
「そうでしょ、これが」
「無茶苦茶な展開もあるしね」
「ギリシア神話でもね」
「もうカッとして連続サイコ殺人とかね」
「無差別にやったりね」
咲も応えた。
「そういうのが普通によ」
「神話ってあるわね」
「それでギリシア神話って神様の行い酷いけれど」
「不倫とかね」
「あの手この手で不倫して」
「ゼウスとかね」
「他の神様も酷いわよ」
ゼウスは確かに多いが読んでいくと他の神も悪辣と言うしかない手口で不倫をしていたりする。それがギリシア神話なのだ。
「それで神様もついカッとして」
「とんでもないことするわね」
「神様もそうで人間もね」
「そうよね、カッとしてね」
「ついついでしょ」
「不倫とかね」
「とても言えない様なことまでね」
不倫でもかなり酷いことであるがだ。
「普通にしていて」
「それで殺人もよね」
「しかも連続とか無差別の」
「サイコ殺人だから」
「無茶苦茶よね」
「ギリシア神話はね」
「それで他の神話もよね」
「結構以上に破天荒なお話多いわよ」
咲は笑って話した。
「これがね」
「だから面白いのよね」
「日本の神話もね」
自分達の国のものもというのだ。
「凄いわよ」
「それで面白いのよね」
「そもそもファンタジーの原型ってね」
「神話よね」
「日本なんか神話からね」
そこからというのだ。
「歴史にもね」
「つながっていくのね」
「古事記や日本書紀で神武天皇がでて来られて」
そうしてというのだ。
「そこからね」
「日本の歴史になるわね」
「そうなるから」
だからだとだ、咲は話した。
「日本の神話はね」
「ちょっと特別ね」
「そうよ、それで神話はね」
「滅茶苦茶だから面白いのね」
「ストーリーもキャラもね」
その両方がというのだ。
「だから読んでね」
「面白いのね」
「そうなの、それでやっぱり凄いのは」
「ギリシア神話ね」
「だって連続サイコ殺人ありで」
それでというのだ。
「変な漫画顔負けの腐りきった不倫とかもね」
「あるから」
「凄いのよ」
「変な漫画顔負けね」
「そうよ、何かそうしたゲームみたいな」
「ああ、エロゲね」
同級生は咲の話を聞いて述べた。
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