第一章
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奏していました」
「そうだったわね」
「そうでした」
「それをね」
「三ヶ月の間ですか」
「もうね」
「その曲だけをですか」
「練習の間はね、それで見る楽譜もね」
これもというのだ。
「この曲だけにして」
「読んでいくんですか」
「そうしましょう、もう一曲だけに」
「三ヶ月ですか」
「集中しましょう」
「そうすればですか」
「貴女一曲だけでもよね」
麻美にだ、先生として尋ねた。
「言ってたわね」
「お姉ちゃんに並びたいです」
「並ばないわ、勝てるわ」
「お姉ちゃんにですか」
天才と言われている彼女にとだ、麻美は思わず問い返した。
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