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島根県の一部地域の方言でトウモロコシのことを「まんまんこ」と呼ぶ。
トウモロコシは天正七年《1579年》渡来とされ「唐黍」「南蛮黍」と呼ばれた。
栽培が一般化するのは江戸時代になってから。
浅草のほおずき市では雷除けの護符が売られるが、元々は赤トウモロコシを雷除けのおまじないに売っていた。
その昔、落雷の被害に遭った村で赤トウモロコシを吊るしていた農家だけが無事であったことが その由来。文化年間《1804〜1818》以降に雷避けとして赤トウモロコシが売られるようになったが、明治元年に不作が原因で赤トウモロコシではなく、これに代わる雷除けの護符が売られるようになった。
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