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展覧会の絵
最終話 幸せな絵その五
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うのだ。
「描けるんだ」
「そうだったんだね。まずはそのことがね」
「目に入ったんだね」
「うん、君はオリジナルも描けるんだ」
「模写もするけれど」
 十字は描きながら述べていく。顔は絵に向けている。
「こうしてね。オリジナルも描いているんだ」
「どういう基準でオリジナルを描くのかな」
「幸せな時、いや」
「いや?」
「神が描かせてくれることを許された時かな」
 その時にだというのだ。
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