第十八話 我が子を喰らうサトゥルヌスその四
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「頼む、これ以上は」
「神の裁きは覆りません」
こう返してだ。その一郎に対して。
十字は万力を締めていく。棒も睾丸も挟まれた中で押し潰されていく。
「絶対に」
「死ぬ、このままでは・・・・・・」
「安心して下さい。死ぬことはありません」
このまま睾丸や棒が潰されてもだというのだ。
「この程度で死んでもらっては裁きの代行の意味がありませんので」
「ぐ、ぐぐぐぐぐ・・・・・・」
一郎はこれまで感じたことのない激痛に身体をのけぞらせようとする。だが。
あまりにも強く縛られている為にそうなっても逃げられない。痛みは止まることなく彼を攻め苛みそうして。
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