第十七話 死の島その十四
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そのどちらもだというのだ。
「辛かったわ。だからああして」
「線路に身を投げようとしたんだ」
「そうだったの。けれどね」
だがそれでもだというのだ。
「今は大丈夫だから」
「そうなんだ。それは何よりだよ」
「ええ。それで理事長もあの四人もいなくなって」
それでだと。雅は上を見上げた。そのうえで猛に言うことは。
「ほっとしてるわ」
「もう雅を苦しませる人達はいないね」
「ええ、いなくなったわ」
そしてそのことがだというのだ。
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