第十幕その六
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「それが犯罪にならなくてもね」
「例え前科がつかなくても」
「人は見てるし」
「悪いことをする人だって」
「そう認識するから」
「そうもされるよ、だから気をつけないとね」
是非にというのです。
「僕達も」
「全くだね」
「そこは気をつけないとね」
「私達にしてもね」
「そんな人達を見たら」
「駄目だと思う人を見たらそうはならないと思ってね」
そうしてというのです。
「反面教師にすべきだよ」
「全くだね」
「そんな人達を見たらね」
「ああはなるまい」
「そう思ってね」
「反面教師にすべきだね」
「いい人はそのままお手本にしてね」
そうしてというのです。
「悪い人はね」
「お手本とは逆で」
「反面教師だね」
「そうあるべきだね」
「そうして自分はそうあろうと努力すべきだよ」
こうお話してでした。
先生は紅茶を飲んでまた言いました。
「努力していったらよくなるからね」
「人も生きものも」
「誰だってね」
「最初は何も出来なくても」
「出来る様になるね」
「努力していけば」
「だからね」
それ故にというのです。
「僕達もそうしていこうね」
「そうだね」
「努力していこう」
「そうしていきましょう」
「努力しないと何にもなれないけれど」
「努力していけばなれる」
「何にでもね」
こう皆にです、先生は言いました。
「成長は無限に出来るしね」
「限りなくよくなる」
「努力していったら」
「そうなるのね」
「お空に限りはなくてね」
それでというのです。
「宇宙まで続いているね」
「そうだね」
「天井には限りがあるけれどね」
「お空には限りがないわ」
「何処までも続いているよ」
「それと同じだよ、命あるものの成長もね」
これもというのです。
「生きている限り続けられるから」
「無限と言っていいね」
「命ある限りで」
「宗教によっては生まれ変わりもあるし」
「また次の人生で努力して成長出来るし」
「そう考えると無限ね」
「生まれ変わり、転生はインド等からはじまった考えで」
先生はこちらのお話もしました。
「仏教にもあってそこから日本にも入ったね」
「そうよね」
「キリスト教には基本ない考えだけれど」
「それでも日本やインドにあって」
「命は何度も生まれ変わるね」
「その中で無限に努力してね」
その様にしてというのです。
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