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展覧会の絵
第十七話 死の島その十一
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から私は」
「そうです。貴方はこの車輪で両手両足を砕かれます」
 これからどう処刑されるのか。それを由人本人に宣告した。
「そうなるのです」
「私の手足が」
「おぞましい下半身のもので終わらせるつもりはありません」
 最初からだ。そんな考えはなかったというのだ。
「こうしてこの車輪で砕きます」
「そんなことをすれば」
「貴方は確実に不具者になります」
 両手両足を失う。それによってだというのだ。
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