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展覧会の絵
第十七話 死の島その八
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。この建物は冥界であり」
 そしてだというのだ。
「この小舟の中の人はその中に入っていくんだ」
「冥界の中に」
「そう。入ろうとしているんだ」
 こう言うのだった。
「今からね」
「死は無気味なものですね」
「人には必ず訪れる。ただ」
「それがどうして訪れるかが問題ですね」
「僕はカロンじゃない」
 その渡し守ではないというのだ。
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