第十七話 死の島その五
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拠はなかった。しかもだ。
「本当に手掛かり一つないな」
「血液型やDNAがわかる体液もない」
「ましてや指紋一つない」
「まるで証拠ってやつが完全にわかってるみたいにな」
そのうえで動いているのではないかとだ。彼等は察したのだ。
「それで殺しているのか」
「とんでもない奴だな」
「本当に切り裂きジャックみたいな奴だな」
十字、彼と気付いている者は警官達はおろか神父以外は誰も気付いてはいない。だがそれでもだった。彼の通り名は決まろうとしていたのだ。
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