第十七話 死の島その三
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それを出して言うのだった。
「水は悪を清める」
「・・・・・・・・・」
「そう、察したみたいだね」
四人の恐怖に満ちた目からだ。彼等の言うことを察したのだった。
「今から君達の口に水を注ぎ込んでいくよ」
「・・・・・・・・・」
「それもどれだけでもね」
何リットル、いや何十リットルという単位でそうしていくというのだ。
「こうしてね。じゃあはじめるよ」
「!!」
四人の口にねじ込まれていた漏斗のところにそれぞれホースが置かれる。それからだった。
水が大量に、四人の口に注ぎ込まれる。漏斗で口は閉じられない様にされしかも両手両足は縛られているので動けない。どうしようもなかった。
水はどんどん注がれていく。しかも睾丸も肛門も焼かれて塞がれているので出ていることはない。気管にも入り四人の腹は忽ち妊婦のそれに様に膨らんでいく。
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