第十七話 死の島その一
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仮面の如き顔で黒い目を夜の中で輝かせながら言う。それは人の目ではなく猫のそれの様に夜の闇の中で光を放っていた。
その光で彼等を見ながらだ。彼は言っていく。
「そうするからね」
「だから何だよ手前」
「さっきからずっと訳のわからねえこと言ってるけれどな」
「頭おかしいのかよ」
「それとも神様が何だってんだよ」
「ではね」
今は彼等に答えずだ。そのうえでだった。
十字は動いた。白い風になり。
四人の後ろに素早く回り込みその首筋の後ろを手刀で打った。すると四人はその衝撃で気を失った。倒れ込んだ彼等を見下ろしながらだ。十字は言った。
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