第六十五話 日本の夏の料理その十三
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「こっちも美味しいしね」
「確かに美味しいですね」
「だから楽しみだよ、もう両方ね」
「関東のお素麺もですか」
「それでこっちのお素麺もね」
「お好きですか」
「そうなったからね」
だからだというのだ。
「楽しくね」
「食べるんですね」
「そうしようね」
笑顔で話してだった。
かな恵も麻友も素麺を食べた、そしてサラダも冷奴も。かな恵は流し素麺で食べてそのうえで言った。
「いや、夏よね」
「そうよね」
「日本の夏よね」
「夏の醍醐味よね」
「作った介があったわ」
一緒に食べる部員達も話した。
「本当にね」
「暑い時にお外で食べるとね」
「余計にそうよね」
「流し素麺いいわね」
「そうよね、それでね」
かな恵はさらに言った。
「飲みものはね」
「お素麺でしょ」
「もうそれ一択でしょ」
「何と言っても」
「そうそう、これね」
よく冷やしたそれを飲んでだ、かな恵はまた言った。
「飲みものは」
「もう最高」
「麦茶一択よね」
「何と言っても」
「夏はね」
かな恵は笑顔で言った。
「本当にこれよね」
「第一はね」
「よく冷やした麦茶」
「これよね」
「こちらも楽しんで」
そうしてというのだ。
「午後も頑張ろう」
「午後は体力錬成と水泳」
「そうだけれどね」
「その両方頑張って」
「やっていこうね」
他の部員達も笑顔で応えた、そうしてかな恵も自分の部活の合宿を楽しみつつ頑張っていくのだった。
第六十五話 完
2022・12・8
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