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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百二十三話  立花キリカ その1
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解したキリカ。
キリカは保健室のドアの右に向かってスライドさせて、廊下に出る。
キリカは保健室の先生に向かってにっこりと微笑みながら告げる。
「これ、ドアの仕組み教えてくれたお礼」
そして、廊下から保健室の先生の顔面に向かってツバを吐く。
保健室の先生にツバを吐くという好意を通してお礼を済ませたキリカは教室に向かって走る。
ここで一つの疑問が生まれる。
キリカはなぜ、保健室に行ったのが初めてではないのに、保健室のドアがスライド式であることを理解できなかったのか?
答えは単純である。
キリカは保健室のドアがスライド式であることを理解しながらも、あえて知らないふりをしていたのだ。
そして、そのことを保健室の先生は当然、理解している。
保健室の先生がキリカから暴行やツバを吐かれるなどの行為は今に始まったことではないのだ。
そして、保健室の先生はその立場上、生徒であるキリカに対して、暴力を通してやり返すことができない。
度重なるキリカの傍若無人ぶりに、保健室の先生の中でキリカに対するストレスと殺意が大きくなっていく。
教室に入ったキリカはクラスメイト達から罵詈雑言を浴びせられる。
それも、仕方がない、クラス、どころか、この学校の生徒達全てがキリカの異常性を知っているのだから。
担任教師はクラスメイト達のキリカへの暴言を、自業自得と判断して、見て見ぬふりをしている。
クラスメイト達から心ない言葉をぶつけられたキリカは、カレールーの入った鍋に両手を突っ込む。
その光景を見たクラスメイト達から一斉にキリカに対してブーイングが起こる。
キリカはテレビでよく放送されているお昼のクッキング番組のBGMのイントロを歌いだす。
「テテテテテッ♪テテテテテテッ♪テテテテテテ♪テッテンテン♪キリカの3秒クッキング〜?」
キリカは別の鍋に入っていたフルーツサラダをカレールーの鍋に入れる。
そして、フルーツサラダがぶち込まれたカレールーを持ち上げて、顔面から自らの体にぶっかける。
そして、全身カレー塗れになったキリカがクラスメイト達に襲い掛かる。
キリカはカレールーが付着した手でクラスメイト達の体を触りまくる。
悲鳴を上げながらキリカから逃げるクラスメイト達。
教室内はまさに阿鼻叫喚の状態。
すぐに、騒ぎに駆け付けた教員たちによって全身カレー塗れのキリカが取り押さえられる。
取り押さえられたキリカが叫ぶ。
「おい、お前ら!私を誰だと思ってるんだ!」
「うるせぇ!おめぇは頭のイカれたカレー野郎だァ!」
次の瞬間、キリカの全身から衝撃波が放たれる。
キリカの全身から放たれた衝撃波を浴びた教員達の脳内に↓が広がる。
『????????????????????????????????????
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