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恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百三十四話 徐庶、敵陣を見るのことその六
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らくそっくりだな」
「私の自信作だ。秋蘭にも手伝ってもらった」
「あんた意外と器用なんだな」
 テリーもこれまで夏侯惇は猪女と思っていたのだ。しかしだ。
 意外なまでに上手なその人形を見てだ。感嘆して言ったのである。
「こういうの得意なんだな」
「うむ、慣れているしな」
「慣れている?」
「実は姉者はだ」
 ここで夏侯淵がだ。テリーに話してきた。
「いつも華琳様の人形を作って愛でているのだ」
「へえ、そうだったのか」
「そうだ。それでだ」
「人形を作ることは得意か」
「そうなのだ」
「けれど料理はあれだろ」
 テリーはここでこのことも言った。

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