暁 〜小説投稿サイト〜
恋姫伝説 MARK OF THE FLOWERS
第百三十四話 徐庶、敵陣を見るのことその二
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
人って犬や猫でもなれるのかよ」
「ええ、そうよ」
 まさにその通りだとだ。張梁が覇王丸に答える。
「犬や猫どころか猿とか蛇でもなれるし」
「そうだったのか」
「木とか琵琶とか。石でもなれるわよ」
「そういえばだ」
 右京がだ。張梁の今の話から思い出したことがあった。それは。
「司馬昭だったか。あの娘の持っている力は」
「そうそう。琵琶精でしょ」
「そういうことか。他の二人にしても」
「それぞれ狐と鳥でしょ?」
「頭が九つあるな」
 司馬尉に至っては九尾だ。それだけ恐ろしい力があるということだ。
「つまりはか」
「そう、動物とかでも仙人になれるのよ」
「その素質があればか」
「仙骨とかね。そういうのがあれば」
 仙人には修業しただけでなれないものがあるのだ。元々備わっているものがなければだ。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ