新兵編 ウルトラルーキーファイト 後編
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14歳という年齢からは想像もつかない発育と色香を見せ付けている凛風の肉体からは、すでに大人の女性でも敵わないほどの色香が滲み出ている。
その芳香に鼻の下を伸ばしていた男達は、隊長にひと睨みされるや否や、萎縮するように縮こまっていた。
「……怪我をしないうちに帰りなさい、凛風。BURK風龍の製造に出資している名士のご令嬢が、こんなところに来て何になる。パイロットの何たるかを知りたいのなら、お父上にでも頼んで座学から始めることだ」
「そんなもの、とっくの昔に頭にぜ〜んぶ叩き込んで来たわっ! 大反対してたパパも根負けしちゃうくらい、徹底的にねっ! 伊達に大学を飛び級で卒業してないんだからっ!」
どれほど才能豊かであろうと将来有望であろうと、現時点の彼女はあくまで民間人の少女でしかない。それ故に琴乃は凛風を嗜めようとしていたのだが、凛風は一歩も引く様子を見せず、カンフーの構えを取り続けている。
出会った時から変わらない頑固ぶりに再びため息をつく琴乃は、アメリアと視線を交わしていた。これはもう、テコでも動かないかも知れない、と。
「……何故そうまでして、パイロットに拘る。何が君を空に駆り立てる」
「ふんっ! 空への憧れに理由が必要なの? 日本支部最強のエースパイロット様のくせに、無粋なことを言うのねっ!」
「ふっ……なるほど、そういうタイプか。実に子供らしく、単純だな。だが、まぁ……嫌いではない」
呆れ返るほどに純粋に「空」を求める凛風の言葉に、琴乃はただ苦笑を浮かべるしかなかった。これほどの無垢な熱意を無碍にすることは出来ない。
だが、無碍にしない以上は然るべき対処をせねばならない。
そう判断した琴乃はアメリアと頷き合うと――「本気」の構えを見せていた。対戦相手への「礼」を尽くすその姿勢に、凛風も口元をにんまりと綻ばせる。
「……凛風。言っておくが、この訓練場に踏み込んで来る以上は大人も子供もない。良家の子女だろうと、忖度は期待するなよ」
「上等っ! むしろ手加減なんかしたら、承知しないわよぉ〜っ!」
そして、憧れのエースパイロットに「稽古」を付けてもらうべく。凛風は勢いよく地を蹴り、乳房と桃尻を揺らして琴乃に飛び掛かって行くのだった。
すらりと伸びた凛風の白い蹴り脚が、防御に徹した琴乃の腕に命中する。その衝撃で再び、若き女傑達の乳房と桃尻がぶるんっと躍動していた。
そんな彼女達の勇姿と、飛び散る汗の香りに男達が歓声を上げる。彼らはチャイナドレスのスリットから窺える凛風の美脚に見惚れながら、紅いパンティを必死に覗き込もうとしていた。
その直後、アメリアに頭を掴まれアイアンクローの制裁を受けたのは言うまでもない。
「……あーあ、私は知らないからね」
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