新兵編 ウルトラルーキーファイト 前編
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を組み、Lカップの爆乳をむにゅりと寄せ上げていた。
白く透き通るような柔肌は「激しい運動」に汗ばみ、亜麻色の艶やかな髪がそこに張り付いている。甘い吐息と肌に滲む汗からは濃厚な女の匂いが漂い、輝く汗の滴が露出した肌を滑るように滴り落ちて行く。
豊穣な乳房の白い谷間へ滴が滑り落ち、その深淵からはレオタードの内側で熟成されていた特濃の芳香がむわりと匂い立っていた。
ぴっちりと肌に密着したレオタードに染み込んだ汗の匂いは、琴乃の周りに倒れている男達の鼻腔を刺激し、その頬を緩ませている。
「んっ……」
白い指先をレオタードの内側に滑らせ「食い込み」を直した弾みで、雄の本能を煽る桃尻もぶるんっと揺れ動いていた。
凛とした顔立ちに対して、あまりにも蠱惑的なその女体の色香に、男達は倒れたまま釘付けとなっている。レオタードの食い込みによって強調されている鼠蹊部のラインも、彼らの眼差しを惹き付けていた。
(まだまだ……だな。この程度の鍛錬では、風祭弓弦には遠く及ばん。いや、「付け焼き刃の特訓」を受けただけの嵐真にも敵わないだろう)
一方。当の琴乃は、数でも体格でも圧倒的に有利だったエリート隊員達を一捻りした直後だというのに、その勝利を誇るどころか、自身の「未熟さ」を噛み締めるかのように天を仰いでいる。
ツルク星人の件で格闘術の重要性と、自身の弱さを改めて思い知らされた琴乃は、より厳しい鍛錬を己に課すようになっていたのだが。彼女自身は今でもまだ、風祭弓弦や、彼に鍛えられた暁嵐真には及ばないのだと肌で理解していた。
もう2度とあのような屈辱を味わうことがないように、自分はまだまだ強くならねばならない。その想いが琴乃をさらに鍛え抜いていたのだが――苦い記憶を糧にしていたのは、彼女だけではなかった。
「はぁ、はぁっ……! 私達と同じで、パイロットが本業のくせに、なかなかやるじゃない……! けど、これくらいでギブアップなんてしないわよっ……! 新兵だと思って、甘く見ないでよねっ……!」
激しく息を荒げながらも、なんとか立ち上がって来る金髪碧眼の爆乳美女――アメリア隊長だ。
BURKセイバーの製造を担う大企業の社長令嬢にして、アメリカ支部のBURKセイバー隊を率いる隊長でもある、若き女傑。
彼女は安産型の白い巨尻をぷるぷると揺らしながらも、琴乃の前に立っている唯一の挑戦者として対峙している。
最も信頼している部下であり、かけがえのない戦友でもあるエリー・ナカヤマ隊員に母国の守りを託し、海を越えてこの東京基地に訪れていた彼女は、何度投げ飛ばされても諦めることなく、「格上」の琴乃に挑もうとしていた。
アメリカ支部仕様のレオタード状戦闘服を着用している彼女
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