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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第二百二十一話 丸山ショウゴ その1
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を聞いて、教室に駆け付けた教師がショウゴに向かって叫ぶ。
「丸山ショウゴォ!貴様ァ!教室でなにしとるんじゃァァァァァァァァッ!」
教師の叱責にショウゴは急に真顔になる。
「先生、今日がなんの日か知らないんですか?」
「知っとるわい!バレンタインだろォ!」
「バレンタインに生徒が『チョコ』持ってきてなにが悪いんですかねぇ...」
「おめぇ男だろォ!それに、おめぇがケツから出した『チョコ』は万国共通でチョコって言わねぇんだよ!」
「いや、どう見てもチョコでしょ!この色はチョコでしょ!眼科行ってこい!このクソバカ公務員!」
今、この瞬間、いつもクラスで影が薄いショウゴはクラス中の生徒達から、悪い意味で注目されていた。
いつも存在感のないショウゴが教室の机の上に『自分にしか作れないチョコ』を放出することで、ショウゴは『自分にしかできない方法』でクラスメイト達に自分の存在を証明することができた。
それは、ショウゴにとって快感だった。
そのバレンタインの日から、ショウゴは変わってしまった。
ショウゴは悪い意味で伝説になってしまった。
その日、ショウゴの両親が学校に呼び出され、ショウゴは家族と共に教員から叱責と指導を受けた。
次の日から、ショウゴはバレンタインでもないのに、授業中や休み時間、通学・下校時の電車の中でいきなり、ズボンとパンツを下ろし、下腹部から『自分にしか作れないチョコ』を放出し続けた。
警察や目撃者の証言が正しければ、ショウゴが『自分にしか作れないチョコ』を公共の場で放出する際に『天上天下唯我独尊森羅万象ォォォォッ!』と叫んでいたらしい。
そして、今、丸山ショウゴはリンクセンター石間に母親と共に来ていた。
丸山ショウゴのこれまでの異常行動について、事前に手渡されていた書類から確認していた石間コウイチは困惑していた。
「ふ〜ん、ショウゴ君さ、今、チョコ出したい?」
「まあ、出したいっスね、こう、みんなに注目されるのが気持ちいいんで...」
「ショウゴ君はケツから『チョコ』出す以外に、なにかみんなに自慢できることはなかったの?」
「ないっス。俺には『チョコ』しかないんで...」
「あっそ、じゃあ、とりあえず、ショウゴ君が断罪者かどうかの確認だけしてみましょうか、ショウゴ君、この紙にショウゴ君が今、思ってることを書いてごらん」
ショウゴが白紙に書いたイラストがコレ↓だ。
『????????????????????????????????????
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